海へ向かう

英美は中三の女の子。大学生の恋人がいるという早熟な親友オッコちゃんを、ハラハラしながらも憧れの眼差しで見守っている。けれども夏休みのある日、遊びに行った川原でオッコちゃんの重大な秘密を聞いてしまったことから、二人の関係は……。
大人になることにゆれ動く心、大切な人との別れと再会。懐かしい思い出の欠片のようにきらめく、切なくてほろ苦い青春小説。



著者●前川麻子 装画:七字由布
判型●A6判並製
定価●本体540円+税
発売●2007年9月10日
ISBN●978-4-86176-426-4

筒井ともみ作家
前川さんの中にいる“きまじめな少女”の声がきこえる。
「生きることは、誰かと触れあうこと。
痛くても哀しくても、触れあう心と体を手放さないこと」
透明で硬質な孤独をめぐる(・・・・・・)物語(ラブストーリー)

出会いと別れを繰り返しながら、少しずつ大人になっていく
主人公・英美の心の揺れがしみじみと心に沁みました。深いなぁ。
大人になった今だからこそ、わかる物語なのかもしれません。
(23歳・女性)

私もこんなに長く関係を続けていけるような友達に出会いたいです。
(15歳・女性)